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UGG 2010 New Styleパエリアの印象が強かったスペイン料理。でも、近年はイベリコ豚の知名度アップや、バル(食堂兼バー)、タパス(小皿料理)の浸透などもあって、本格的なスペイン料理を味わえる場が増えてきた。ミシュランガイドでは東西でスペイン料理店が星を獲得。スペイン料理はフランス、イタリア料理に次いで、押さえておきたい西欧料理になりつつある。
フランス、イタリア料理と同じく、国レベルでくくってしまう「スペイン料理」というとらえ方はかなり乱暴だ。とりわけ、地域ごとでの食材?食慣習の差が大きいスペインはエリアによって料理の味付けや性格が異なる。首都マドリードと、バルセロナのあるカタルーニャ地方は1つに論じるのが難しい。
ただ、日本にはスペイン各地の味を持ち込んだスペイン料理店があり、かえって食べ比べの楽しみが生まれている。例えば、『ミシュランガイド東京』で2009年も2つ星を維持した「サンパウ」(東京日本橋)。スペインの本店は3つ星を得ている。オーナーシェフのカルメルカイェーダさんは生まれ故郷であるカタルーニャ地方の料理?食文化をベースに、日本人向けに崩さないメニューを提供し続けている。メニューにはランチとディナーの区別がなく、どの時間帯でも約3時間をかけてゆっくりと食事を楽しむのも、本店と変わらないスタイルだ(平日のランチには短時間コースもある)。
『ミシュランガイド京都?大阪2010』で2つ星を受けたスペイン料理店が「Fujiya1935」(大阪市)。藤原哲也さんが営むこの店では8500円のディナーコースで、10品を超えるたくさんの皿が次々とテーブルをにぎわす(内容、皿数は時期によって異なる)。「スペイン料理=大皿パエリア」という意識はいい意味で完全にひっくり返される。
近年人気を博しているのが、「バル」と呼ばれるビストロやブラッスリーのような居酒屋風レストランバー。つづりも「bar」で、バーの仲間と思いがちだが、スペインのバルは1ブロックに1つはあるのではと思えるほど街になじんだ存在。立ち飲み、立ち食いのカウンタースタイルが多く、コーヒーも軽食も出す、スペイン独特の業態だ。日本では椅子とテーブルのある、比較的腰を据えて過ごせる店でもバルを名乗っている事が珍しくない。
山の幸、海の恵みに恵まれたスペイン料理はたくさんの料理を通してその奥深さを知りたいものだが、1度にそんなにたくさんは注文しきれない。だったら、ブッフェで少しずつ試す手がある。ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京?赤坂)は「スペインディナーブッフェ」を11月14~27日、2階の「カスケイドカフェ」で開く。大鍋で作るパエリアや、その場で切り分けてもらえるハモン?イベリコのほか、UGG Cozy Slipper
スペイン風のオムレツ、ミートパイ、ラムシチューなどがいっぱんに味わえる。
世界有数のワイン生産国であるスペイン産のワインや、フローズンフルーツを閉じ込めた「サングリア」などのドリンク類もスペイン一色。同ホテル内の「マンハッタンラウンジ」ではスペインのスパークリングワイン「カバ」とタパスのセットも提供される。ブッフェの時間は平日が午後6~9時(ラストオーダー)、土?日曜は午後5~9時(5時からと7時15分からの2部制)。料金は1人当たり大人が7000円、65歳以上は5600円だ(サービス料含む)。
バターをほとんど使わず、オリーブオイルが多用されるスペイン料理は胃にもたれにくく、魚介類をふんだんに使うところは日本食に通じる。米を使ったパエリヤや、鍋で煮込んだ料理を取り分けて味わう点も和食との共通点と言える。ナイフとフォークは使うものの、スプーンで簡単に食べやすい料理も多く、割合気楽に食事を楽しめるところは仲間や家族でテーブルを囲むのにも向く。
内装や建物に凝ったスペイン料理店も多い。東京?新宿の「小笠原伯爵邸」は昭和初期に小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられたスパニッシュ様式の館。75年以上の時を経て風格の備わった建物は結婚式にも好んで使われている。東京?月島の「月島スペインクラブ」は高い天井が開放感を生んでいる。テラコッタの床、大理石のカウンター、あちこちに置かれた家具はすべてスペインから取り寄せたという。玄関の重厚な扉は100年以上前にスペインで建てられた教会の扉。スペイン輸入専門商社が経営母体とあって、レストラン全体がスペインのムードを醸し出している。
1階にカウンターバル、2階にレストランという作りの「Vinuls(バニュルス)」は使い勝手のいい店だ。1階では500円タパスや150円ピンチョスも用意されている。グラスワインも1杯500円からというお手頃価格だ。
東京?銀座の「ガウディの舌」も気さくなバル。UGG Handbags タパスは3けたプライスが大半で、本場のバル風にサクッと飲める。スペインビールがそろっているのはうれしい。スペインの建築家アントニオ?ガウディの作品をモチーフにした石造りの内装も目を楽しませる。